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第390回および第391回月例会を開催/美容十二章会

第390回および第391回月例会を開催

 美容十二章会(川田温子会長)は11月11日(水)、東京都渋谷区の美容会館6Fにおいて第390回月例会を開催した。
 最初に講師を務めた山田憲一氏は、3ゾーンで構成されたワンレングスボブを披露した。まず全体をワンレングスにカットした上で、トップ、ミドル、アンダーの割合が4:2:4のセクションに分け取り、セクションごとのテクニックを解説。収まりが良く再現性の高い「3Dゾーンカット」を披露した。
 続いて、本橋東子氏は小紋の着付とヘアを披露。また、不要になった帯の切れ端を飾りに使った帯結びや、風呂敷で作った半襟なども紹介した。「お客様一人ひとりに応じて色々なアイディアをお伝えすると、とても喜んでもらえる」と、予約が入り続ける同氏ならではの提案も行なった。
 12月9日(水)に同会場で行なわれた第391回月例会では、2名の講師が成人式のアップと着付を披露した。
 アップを担当した掛川吉隆氏は、2点の作品を展示した。1点目は、ネープやサイドのベースを大人っぽくまとめ、トップに高さと動きを出したシルエットで魅せるスタイルを披露。2点目は、1点目の芯を利用して、和風で面にツヤ感のあるスタイルにつくり直した。
 着付は鈴木乃梨子氏が担当。最初に、仕上がった立矢型の帯結びを見せ、一度帯を外した後、受講者が良く見える近くの位置で帯とテキストを使って説明した。その後は、短い帯でもつくれる色々な帯結びの方法を紹介した。
 同氏は、「お客様は技術者の動きを見ています。帯を取る時の動作一つとっても、スマートに行ないましょう」とアドバイスを送った。
 当日は髪飾りの即売会もあり、2015年最後の月例講習会は盛会で締めくくられた。

あらゆる頭の形に対応できるカット技術を解説した山田憲一氏(第390回月例会)
帯結びを行なう際の美しい所作にも言及した鈴木乃梨子氏(第391回月例会)
2015.11.11
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