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美容着付師・花嫁着付師の認定証授与式に併せ 「職業能力開発と美容着付師」を識者が語り合う/一般社団法人国際美容協会・学校法人山野学苑

美容着付師・花嫁着付師の認定証授与式に併せ
「職業能力開発と美容着付師」を識者が語り合う

 一般社団法人国際美容協会(山野愛子ジェーン理事長)と学校法人山野学苑(山野正義総長)は2月7日㈰午前10時30分より、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪にて美容着付師ならびに花嫁着付師とブライダルアーティストへの認定証授与式を開催。また授与式に併せて「職業能力開発と美容着付師」と題したシンポジウムと、新井唯夫氏によるスペシャルセミナーを実施し、同学苑の学生・生徒約600人、一般美容着付師ら約70人、生徒・学生の父兄や教員などと併せて約700人が参加した。
 シンポジウムでは、山野愛子ジェーン理事長と新井唯夫氏、三田清栄・京都理容美容専修学校校長、青木和子・山野美容芸術短期大学教授、太田昌孝・㈱百日草社長の5氏が、佐藤美奈子・山野美容芸術短期大学教授の司会のもとトークセッションを行なった。山野理事長は「本校の卒業生がサロンに就職後、退職した話を聞くたびに残念な思いをしてきた。就職してすぐにサロンに貢献でき、責任を持って出来る事があればという所から着付師がスタートし、平成元年以降四万人を越える着物着付師が巣立っていった。仕事についてしっかりと考え、目的を持った上でキャリアアップと技術のレベルアップを図ってほしい。同時に英語もマスターしてほしい」と述べた。
 新井氏は着付師について「生徒さんの将来を考えた素晴らしい制度だと思う」と話し、自らのサロンでは着付が出来るスタッフが入社一年目から仕事を任され、売上を出している事例などを紹介した。
 三田校長は自校で山野流の着付師制度を導入して既に二十年が経ったと語り、「18歳から選挙権を与えられる中で、社会に通用する美容師を育てるだけではなく、日本と世界を動かす人材を育成していく上では良い教育を受けさせたい、という思いがある」と抱負を述べた。
 青木教授は「資格制度の審査員、カリキュラムやテキストの見直しなども行なう必要があるように思う」と指導する現場の声を代弁した。
 新井氏によるトークセミナーを挟み、着付師授与式では山野正義総長が「習得した技術は磨けば磨くほど光り輝く。山野学苑で得た事を実践してほしい」と生徒たちを激励した。

5氏が参加した公開シンポジウム
2016.02.07
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