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DADA DESIGN ACADEMY 「2010 D1ファイナル」開催

「2010 D1ファイナル」開催
新スター候補に菊池貴史さん

 植村隆博氏(DADA CuBiC代表/東京・青山)が主宰するアカデミーD.D.A.(DADA DESIGN ACADEMY)による「D1ファイナル」が、10月25日(月)午後1時より東京・台場のZEPP東京にて行なわれ、全国各地の予選を勝ち抜いたファイナリスト12名の中から、東北地区代表の菊池貴史さんがグランプリを獲得。700名の観客が見守る中、24歳の若者が次世代のスター候補に選ばれた。 このイベントは「スター育成オーディション」として3年目の開催となる。通常のコンテストと一線を画すのは、勝敗よりも育成を意識している点。「新たなスターを発掘しなければ、この業界に未来はない」との信念に基づき、植村氏が手がけてきた、美容師による美容師のための次世代提案企画である。 今回の選考も例年同様に進行した。同氏は今夏、全国10地区で行なわれた予選の審査を務め、12名のファイナリストを選出。9月に新潟県内で実施したデザイン合宿を通じて、選手達を心技ともにブラッシュアップし、ファイナルに挑ませている。 ステージでは、創作テーマ「サベージビューティ(野生美)」を各自が表現した。各5分間のデッサン、ダイヤグラム(カット展開図)に続き、25分間のカット&スタイリングが行なわれた。 ファイナルステージの審査を務めたのは、小社を含めた美容ジャーナル2社の編集長。植村氏が審査に加わらないのは、美容専門誌の視点でスターを選出してほしいとの意図による。また、あくまで個人を評価するために、参加美容師のサロン名は公開されない。 選考の結果、グランプリを獲得した菊池貴史さんは、参加12名の中で最年少。表彰式では「僕は中卒で美容師になり、いつも夢を持って努力してきた。念願かなってD1グランプリを獲得でき、次は東北地方から全国へヘアデザインを発信する夢の続きを追いかけたい」と意気込みを語った。 今回の総エントリー数は、昨年実績を上回る266名を数えたD1。来年も全国10地区で予選開催が決まっている。スタイルテーマは「ミキシングカラー」。スターの卵たちが、ヘアカラーの新たな表現を時代に提案する予定だ。

2010.10.25
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