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全美連「平成23事業年度 第63回 通常総会」開催 

パーマ需要拡大事業の継続に意欲も
被災組合員に配慮した事業遂行を示唆

 全日本美容業生活衛生同業組合連合会(以降、 全美連/三根卓司理事長)は、第63回 通常総会を5月26日(木)午前11時より、東京・代々木の美容会館9階ホールで開いた。 開会に先立って、東日本大震災の犠牲者に対し、 出席者全員による黙祷が捧げられ、冒頭、あいさつに立った三根理事長は、全美連が実施した義援金活動への協力に対し謝辞を述べた。続けて「前年度は 事業仕分けの問題、そして震災といろいろなことが起こったが、これからもいろいろなことが予測される」と述べ、震災関連の対応に加え、規制緩和を狙う勢力の存在に衰えがないことを仄めかし、場の空気を引き締めた。   議案審議においては「平成22年事業年度事業報告・決算報告」「平成23年事業年度事業計画(案)・ 賦課金の額・予算(案)」「補欠役員の選任」など計6議案が上程され、いずれも滞りなく承認された。 平成23年度の事業計画においては、遂行にあたって「東日本大震災の被災組合員への配慮ときめ細やかな運用を心がける」とした上で、①業権確保・ 規制改革対応業務、②組織強化事業、③経営指導事 業、④技能指導事業、⑤技能競技事業、⑥広報事業、 ⑦斡旋事業、⑧共済事業の8点が挙げられた。④の 技能指導事業には、昨年度よりスタートした「パー マ需要拡大運動」が継続事業として含まれている。 なお23年度賦課金は現行通りで、年度予算は5億1427万9790円で立てられたが、平成24年度からの値上げが示唆されている。過去40年、一度も値上げをしていないために、世の中の相場に対応しきれないことが最大の理由とされるが、組合員の減少も一要因と見られる。今年4月1日現在の組合員数は全国合計で6万6156人、前年比で2777人の減少となっている。

2011.05.26
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