国際理容美容専門学校、吉田家　吉田實前理事長100歳で永眠

　学校法人国際共立学園・国際理容美容専門学校前理事長の吉田實氏が、５月９日に逝去した。享年100。　葬儀は同校と吉田家の合同葬により、通夜が５月21日（月）午後６時より、告別式は翌22日（火）午前10時より、いずれも東京都荒川区のメモリアルセレス千代田21にて執り行なわれた。葬儀委員長は同校の中村文雄理事長、喪主は故人の長男である吉田徹氏。　吉田實氏は、昭和23年の第１回全国理容技術選手権大会で優勝。昭和30年、同校の前身である国際高等理容学校設立に尽力し教師に就任した。経営する理容ヨシダ（最大10店舗）を後進（ご子息）に譲り学校教育に専念。昭和42年に校長に就任し、昭和58年には学校法人国際共立学園の理事長に就任した。　主な叙勲歴は、藍綬褒章、卓越技能賞（業界初）、勲五等瑞宝章など。理容美容業界を教育面で支えてきた功労者の葬儀には、多数の参列者が訪れ故人を偲んだ。

中村文雄氏（学校法人国際共立学園理事長）、
小倉尚一氏（社団法人国際理容協会理事長）、
斎藤孝氏（理容ヨシダOB・dhk名誉会長）
の３氏が弔辞を述べた