ICDJ　2012年 特別セミナーを開催

　ICDJ（インターコワフュールジャパン、鈴木英里子会長）は９月18日（火）午後２時より、東京・六本木にあるハリウッドホールにおいて、2012年 特別セミナーをアクティブ委員会（城戸良江委員長）の運営により開催した。　同セミナーは、今年２月に就任した鈴木会長の「高い技術を持った会員のステージワークを間近で見られる機会をもっとつくりたい」との意向により、10数年ぶりの開講。　最初にステージにあがったOf HAIR代表の古里オサム氏は、個々の顔に合わせたバランスの取り方を解説し、サロンワークにおけるカウンセリングの重要性を説いた。「お客さまの目線に近づくことが大切」とアドバイスする古里氏は、ステージワークにおいても時折観客席まで下りてスタイルの見映えを確認しつつ、会場全体に語りかけるように多くのメッセージを投げかけた。　続いて、今年６月のICD世界大会ローマ開催において日本代表ステージに出演したマサ大竹氏の作品展示が行なわれた。「新しい表現に挑戦しようという意欲は大事だが、出たとこ勝負ではなく経験で得た引き出しがどれだけあるか」とステージに臨む際の心構えを唱えた大竹氏は、２名のモデルを次々とスタイルチェンジし、その引き出しの豊富さを窺わせる圧巻のステージを披露した。　その後、城戸委員長がナビゲーターとして加わって３氏によるトークセッションが行なわれ、サロンワークとクリエーションの関連性、違いなどについて持論が語られた。

「ベーシックが新鮮な時代」と古里オサム氏