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TISA運営委員会・滝川㈱ 第35回 TISA全国経営者大会

第35回 TISA全国経営者大会

 TISA運営委員会(高木不二男代表委員)と滝川㈱(滝川睦子社長)は、9月10日㈫午前10時より、東京都港区のホテル グランパシフィック LE DAIBAにて、「第35回 TISA全国経営者大会」を開催。329名が参加した。 当大会は、滝川㈱の取引メーカー・ディーラーを中心とする各社経営者を集める恒例の一大イベント。美容業界発展に役立つ各種講演会を催す。 冒頭、高木代表委員は開会宣言において、少子高齢化により人手不足が予測されるサロン業界において、新卒者確保のための労働環境改善と、休眠美容師の再雇用促進が必要であると述べた。 基調講演では、滝川社長が「ニーズの変化こそサロン繁栄のチャンス」というテーマで講義。エステ、ネイルへの需要の高まりや男性の美意識向上を踏まえ、人口減少により市場縮小が危惧される現在においても、1人ひとりの美への欲求拡大をくみ取れば勝算はあるとの見解を示した。 続いて評論家の大宅映子氏が登壇し、「したたかに、しなやかに生きる」と題して、自らの半生に触れ女性の生き方や男女の差異について持論を述べた。また、分科会では㈱ソシエ・ワールドの須藤政子社長による「トータルビューティへの挑戦」、世代・トレンド評論家の牛窪 恵氏による「アベノミクス以後の消費者の価値観とココロとは?」、㈱八芳園の井上義則総支配人による「八芳園をV字回復させた『おもてなしの心』」が並行して催された。 最後は獨協大学教授で経済アナリストの森永卓郎氏が「激動の日本経済、これからどうなる?」と題し、逆境でも明るく他と競合しない商品を生むイタリアに学べと提言した。 一流講師による充実した講演の連続に、参加者たちは熱心に聞き入っていた。

滝川㈱滝川睦子社長による基調講演
2013.09.10
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