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サロンワーク脳内再生 大元慎一郎[BRIDGE]編

美容師にとって、実はサロンワークって「ここはどうする? こうしてみよう!」 の自問自答の繰り返しなんです。お仕事中の美容師の目線を盗み、頭蓋骨を割って、ひらめきと決断の数々をあらわにしてみました。今回は、東京・原宿の『BRIDGE』大元慎一郎さんに密着!

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▲本日のお客さまは、昨年末に初めて大元さんのもとへ訪れたという千葉さん。
千葉「ビビッドなヘアカラーに挑戦したくて、Instagramで大元さんを見つけたんです!」
▲2ヵ月たったわりに、前回のカラーバターの色が残ってる! ケアが良いのかな?
▲「飲食店で働いてるから、結べる長さなら結ばなければいけない、だから結べない長さで」って、承りました! 長さを少し切って、こんなふうに顔を包むように顔まわりを前上がりにすると、かわいいと思う。
▲では、切りまーす。まずはネープを自然に動かしてみて、クセチェック。…分かってたけど、クセ、なし!
▲長さを決めます。このくらいかな。
▲いや、上の毛をかぶせることを思うと、ここはもう少しだけ詰めておこう。
▲長さを決めたら、毛先をぼかしまーす。ここは先に質感まで決めておくと、上を切ったあと戻らなくて済む。
▲続いて、ミドル。パネルを持つ指先を少し内に向けると、下にかぶって収まりやすくなるんだよね。外向きに反らして切る人もいるけれど、自分は内向き派で。
▲サイドもまずは水平に切ろう。前上がりにする前に、全体の長さを確認してもらったほうがお互い安心だからね。あと、粗目のコームを使うと、クセを逃がしてカットできる。ま、クセ、ないんですけど。
▲ここは耳があるから、耳の上を通ったときにラインが上がらないよう長めに切って……。
▲よし、このくらいの長さでどうかな? いいよね!
▲そうしたらちょっとだけ、顔まわりから切り戻して、顔まわりを前上がりにしよう。
▲はい、ラインが切れましたー。ほら、あご先が少し出るぐらいの長さが、かわいいと思うんですけど、どうでしょうか。
▲そうしたら、トップにレイヤーを入れてと。
▲こういう風に、高ーく上げて切っているとき、僕、酔っています。気分いい所です。
▲そうしたら、乾かします。ちょっとだけ、左側がペタッとするので、乾かす時に根元を後ろ向きに矯正するとよいでしょう。
▲よくできた。あとちょっと質感調整。
▲まずは、毛先を少しぼかして……。
▲パネルの内側、中間〜毛先をセニング。表面は守って、リズム良くセニング。
▲どう? あとは前髪だね。
▲どんなに忙しくても、前髪だけは最後に残して、慎重に話し合いながらつくりたい僕です。うーん、今のラウンド前髪がかわいいから、今回はラインを整える程度にしよう。
▲前髪の際を整えて……。
▲毛先をちょっとぼかします。
▲ほらかわいい。今はマッシュラインが流行っていて、幅広バングの子も多いから楽しい。はい、カット終了!。
▲続きまして、ヘアカラーに入ります。カラーバターのブルー、ターコイズ、パープル、ピンク。ブルーは単品だと黄みが強めだから、少しだけパープルを混ぜるのが内緒のポイント。
▲内側の色は、基本的に前回と同系色に。根元が伸びているけれど、ベースを暗くするから逆に生かせると思う。
▲まずはブルー塗りまして……。
▲隣にパープル。思い切って違う色を隣り合わせると、いい感じのブレンドが生まれる。
▲熱帯生物の写真とか見て、ビビッドな色づかいを学んだなぁ。なんて言っているうちにホイル終了です。
▲ベースは、ラベンダーアッシュで明るさをおさえる。ホイルの間に、ていねいに塗って……。
▲全体に塗ったら完了。ネモギリで染みにくく!
▲ほら、染まったよー。服の色づかいと完全一致、天才!
▲巻くときは、毛束を持ち上げて巻くと下りたときに毛先がズレていい感じに色が見えるよ。
▲完成〜。仕上がりを撮らせてもらうのが僕のライフワーク。お客さまの写真がお客さまを呼ぶのです。

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※本記事は、『HAIR MODE 』および『HAIR MODE digital 』2017年5月号にて掲載した記事を転載したものです。

2017.10.10
大元慎一郎[BRIDGE]

おおもと・しんいちろう/1986年生まれ。東京都出身。国際文化理容美容専門学校 渋谷校卒業後、2007年、『BRIDGE』入社。現在、副店長。個人サイト『髪と僕』にて情報発信中。

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